○LUNEVILLE リュネヴィル窯
リュネヴィルの「Champetre」シリーズのピッチャー(水差し)です。
シリーズ名の「Champetre」とは、フランス語で田園風・田舎風という意味。
花や植物、楽器が描かれた素敵な水差しです。
◆状態
古いものですので、表面、内側にキズや汚れ、気泡痕、貫入、ふりもの、色つき、黒点がございます。
作陶時の窯キズ、凹凸、歪み、インク飛びがございます。
☆注ぎ口にチップがございますが、状態の良い素敵なお品です。
状態に関して、極力写真にて掲載させていだだきますが、小さなダメージやキズ、汚れ等、写真に写らない場合もございます。
画像をよくご覧いただき、 ご検討くださいませ。
◆素材
陶器
◆サイズ
φ 18cm × H 14.5cm W20cm(持ち手含)(サイズは素人採寸の為、参考程度でお願いします)
リュネヴィル窯 Champetre」シリーズ ピシェ N-803
◆1728年ジャック・シャンブレット(Jacques Chambrette)がリュネヴィルに最初の陶器工場を設立、リュネヴィル焼きの磁器や陶器の生産をはじめました。1758年サン=クレマン(Saint-Clément)に第2の工場を設立。設立当初は上流階級向けの高級な食器を生産していて、1749年にはロレーヌ公の領主ご用達になっています。ルイ14世の時代、戦争の資金調達の為、シルバー製の食器が王によって禁止されていた1700~1800年に、ロレーヌ公の命により、ファイアンス焼きの食器や装飾品を製造しました。ジャック・シャンブレットが亡くなった後、ドイツ出身のケラー(Keller)ファミリーと、友人ゲラン(Guerin)ファミリーが経営を引き継ぎます。バックスタンプはLunéville K&G(Lunéville Keller & Guerin)となります。陶器の製造を工業化し、貴族の為の陶器から、中流階級の生活にも浸透していきました。1981年にリュネヴィル窯は生産を停止し、サン・クレマンの工場は1999年まで稼働していました。